こんにちは、皆さんの秋は、どんな種類の秋ですか? こちらオレゴン州というかアメリカは、いよいよイベントシーズンに突入です。10月ハロウィーン、11月感謝祭+大売り出し、12月クリスマス。それに学校行事が重なって、大人も子どもも、まさに息つく暇もなく冬休みまで突っ走る感じ。今なんて、まだ何にもしてないのに、「はぁ〜〜〜忙し!」的な。こういうときこそ、深呼吸 なのですけどね。

英語でのファシリテーション

そんな中、半年間かけて行った 英語圏コーチ向けの内的家族システム(IFS)グループの最終セッションが一昨日終わりました。レベル3トレーニングを一緒に受けたクラスメイトと共同ファシリテーションしたのですが、私にとっては、なんと初の英語での試み。20年以上アメリカに住んでいても、繊細さんらしく、、って関係あるのか分からないけれど、英語にはいつまでも苦手意識があるので、お話をいただいたときは、尻込みしそうになりましたが、Selfのエネルギーに信頼してえいやっ!と飛び込み、周りの助けを借りながら最後まで来れたことに、まずはほっとしています。

今回のグループセッションの参加者は、すでにトラウマについてのトレーニングを修了したコーチの方向けで、内容もIFS内的家族システムをじっくりと時間をかけて、体験的にも学ぶことに焦点が当てられていたので、参加者の皆さんからの質問も鋭く実践的なものばかりで、私たちも学ばせていただきました。教えるって、最良の学びですね、ほんと。

ということで、苦手でもやってみると、やらなかった時よりできるようになる。当たり前ですが。また一つコンフォートゾーンから抜けて挑戦できたことが、素直に嬉しいです。少しでも質をあげようと、真剣に調べるし、発音や言い回しの練習もするし、準備も念入りにする。そしてスタッフ同士のやり取りを重ねることで、お互いの信頼も増してくる。

パーツの気持ちを代弁する

会社やチームで働いていると、それは当たり前の風景なのかもしれませんが、IFSという、誰が何を言っても大丈夫(すべてのパーツさんは歓迎される)が基本前提の場だったからこその体験だった、とも言えるでしょう。変に周りに気を遣うことなく、「こういうパーツがいるので言葉にしてみるね」という言い方で始めると、率直に色んな気持ちを表現できるし、聞いている方も受け取りやすいです。

例えば、怒りに任せて話しても、たいてい火に油を注いだり、誤解を招いてこじれるようなことが、怒っているパーツ(自分の側面)の気持ちを代弁する形で話すと、激しいエネルギーが相手に直撃せずに、ワンクッション入るという意味でも、おすすめです。あ、これは一般的なたとえですよ。グループセッション中、私の口を借りて実際出てきたのは、西洋社会で、システマティックな差別に敏感になっているアジア人女性のパーツでしたけどね。マイノリティの心細さを、ぽつりと話したりしてました。

参加者の声(の一部)

実際どんなことをしていったかというと、IFSインスティチュートのオンラインサークルという講座を参加者がそれぞれ受講しながら、補足する形でグループミーティングを行っていたわけですが、さっそく終了後アンケートに答えてくださった方がいるので、こちらに紹介させてください。その場の安全な雰囲気が少しでも伝わるといいのですが。

As a highly sensitive person, I appreciate Miki’s gentle and respectful approach. She leads with sensitivity and compassion. I felt safe and well cared for in her presence, and would recommend her to anyone seeking help with distressing issues in their life. 

訳)一人のHSPとして、みきの優しく丁寧なアプローチに感謝しています。彼女は、繊細さと思いやりをもって指導してくれます。私は、彼女の前では安全で、よくケアされていると感じました。人生における苦悩の問題を解決したい人に、彼女を勧めたいと思います。

— Gail P

Miki brought deep intuition to each meeting. Her slow, meticulous way that she presented her answers to difficult ideas and questions was very refreshing. She was so brave to participate in a demo and was so vulnerable. Throughout the six months, Miki was a wonderful example of leading with self-energy.

訳)みきは、毎回深い直感力を発揮してくれました。難しいアイデアや質問に対して、ゆっくりと丁寧に答えを提示していく姿は、とても清々しいものでした。デモセッションでは、とても勇気があって、脆いパーツを見せてくれました。6カ月間を通して、みきはセルフエネルギーでリードする素晴らしいお手本でした。

— Sara M

Hi Miki, your voice is very soothing. thank you for all the care and education!

訳)こんにちは!みきさんの声はとても癒されます。いつも丁寧な対応と教育をありがとうございます。

— S

Miki always brought us beautiful insights. She supported us and created provided safe spaces for everyone. She also empowered us to deepen our understanding of our systems and knowledge of IFS. I learned so much from her and I’m grateful that I was able to learn a lot from her with IFS level 3 trained knowledge and how we can be trauma-informed presence. I highly recommend Miki for people suffering from trauma.  

訳)みきは、いつも私たちに美しい洞察を与えてくれました。また、私たちをサポートし、皆に安全な空間を提供してくれました。また、私たちのシステムに対する理解やIFSの知識を深めるための力を与えてくれました。私は彼女から、IFSのレベル3のトレーニングを受けた知識と、トラウマに配慮した存在になる方法について、多くのことを学ぶことができ、感謝しています。トラウマに悩む人に、みきを強くお勧めします。 

— Eri B

増幅するセルフエネルギー

グループセッションの良いところは何か、一つあげると、皆がセルフのエネルギーにつながってくると、そのパワーが増幅して感じられるところです。今回のデモセッションは、IFSプラクティショナー同士で行いましたが、皆が見守る中で、クライアント役のパーツがそれに反応することがあります。いい意味で。セルフのエネルギーによる見守りの力が増幅するときが多いです。セルフのエネルギーというのは、最近のポリヴェーガル理論の表現では、迷走神経腹側が活性化されているときで、他のソマティックな技法では、コヒーランスという言い方も、ほぼ同義でしょう。

トラウマの連鎖、癒しの連鎖

これは余談なのですが、セッションをすればするほど、一人が自分の光を取り戻すと、周りに連鎖することを実感します。パートナーとの関係が改善したり、元気になったり、仕事やコミュニティの平和が増したり。もちろん、すべてがそううまくいかないことも承知ですが、それでも言いたいです。今生きにくい人も、少しでも楽になる可能性があって、それはそんなに特別なことではない、って。

病気と死がある時点で、この世界は辛いことがデフォだし、日本のこれからは、不安でいっぱい。トラウマは、自分が意識していないところで過去から何代にも渡って連鎖を続け、この社会に何層にも重なり横たわっています。それでも、たとえ劣悪な環境に置かれても、病気になっても、そこから這い上がり、復活して、より輝きとしなやかな強さを増す人たちがいます。なんとなく、今読んでくださっているあなたも、そうなるうちの一人ではないかと、私はそんな気がするのですが、どうでしょう? 適当なこと言うなって? 本当にごめんなさい、でもどうしても、そんな気がしてしまうのです。